「幸せな楽しい暮らし」を実現する住育とは?
「食育」という言葉はよく耳にされますが、「住育」って何?と思われたのではないでしょうか。
まだご存知ない方が多いと思います。
「住育」とは、社会や街、家庭など幅広い角度から住まいと心のあり方を考え、「幸せな暮らし」を実現できる人と環境、知識を育むことです。
女性の目線で52年にわたり住宅建築を手がけてきた母(宇津崎光代)、その後を追って建築の世界に入った私(片山友見)と妹(宇津崎せつ子)の親子3人が、住まいの環境と住む人の心の関係について長年住まいづくりの現場や、学校と研究や検証を重ね、重要性に気づいた考え方です。
さまざまな学びや体験を通じて住まいに関する知識や間取り、しつらいなどを計画・創造できる力を習得し、家族のライフステージに合わせて住まい環境や暮らし方を改善しながら、誰もが安心して活き活き暮らせる住まいと地域を創造する人と環境を育むサポート活動を展開しているのです。
住まいの究極の目的は、住む人の「心の安定」と「人間形成」です。
それを実現するためには「家族」「自然」とのふれあいを基本に、日々の暮らしが楽しく心豊かで、良い生活習慣につながる「配慮された住まいと暮らし方」が求められます。
人が主と書いて住。
そんな住まいを育む「住育」を取り入れ、実践することで、自然にその素地が育まれるのです。
イライラは、住まいに原因がある
家は人を守り、育てる一番大切な場所です。
長い時間を過ごす空間だからこそ、「住み心地」は大切な要素だと言えるのです。
例えば、
「部屋が暗い」
「廊下の荷物をよけて通る」
「ドアを開けたらすぐタンスがある」など、
生活にちょっとした支障を感じることはないでしょうか?。
慣れてしまうとだんだん気にしなくなってしまうのですが、
実は、その小さなストレスこそ実は、心身の大きな負担となることが多分にあります。
私のところに、住まい環境について「気分がイライラする」
「家事がしづらい」「部屋が散らかり片付かない」「コミュニケーションが取りづらい」といった悩みや不満を抱える女性(母親)たちから、多くの相談が寄せられました。
その原因をひも解いていくと、その人自身の性格、家事や片付けの不得手ではなく、住まいの造りや環境にあることが分かってきたのです。
住まいと心には深いつながりがあり、その環境で家族の仲が良くも悪くもなり、心身の健康にも影響が出てくるのだということ。
「住育」の視点を取り入れて家の中を見直してみると、健やかで楽しく暮らすために必要な住まいの改善点が見えてくるのです。
住育度診断(環境を活用する)
どうしたら家族が仲良く健康に、楽しく暮らせるのか?
住まい環境で家族のコミュニケーションを円滑にするには?
家族にとって一番必要なことは何か?
それを見つけるために研究・検証を重ねてきたのが住育です。
「楽しい暮らし」を考える力を身につけるには、住育の視点が大切です。
現在の暮らし、住まい環境でどのくらい住育を活用できているか、
現状を知ることができるチェックリストを作りました。
10の項目それぞれに、当てはまる度合いで0〜10までの点数をつけるのですが、
合計点が高いほど住育の活用度が高く、心豊かな暮らしが楽しめているということになります。
もし点数が低くても、これから紹介するツールや考え方を活用し、住育の視点を意識することで、住まいづくりや住環境の改善につながり、おのずと点数を高めることができます。
どうしたいのか?が 鍵
もし点数が低くても、大丈夫です。
落ち込む必要はありません。
その分、伸び代がある証拠と考えていきましょう。
これから紹介するツールや考え方を活用し、住育の視点を意識することで、住まいづくりや住環境の改善につながり、おのずと点数を高めることができます。
「どう暮らしたいのか?」がカギ
住育は家づくり、住まい選びの段階から始まっています。
住まいの新築、リフォームを考える時、大抵は「こんなイメージのインテリアがいいな?」
「こんな造りにしよう!」「間取りは2LDK!」という具合に、いきなり「家」という「箱」の形から考えてしまわれる人がまだまだ多いのが現状だと思います。
そして、つい、箱=家の完成がゴールだと考えてしまうのです。
しかし、本当のゴールは、・・・・家ができた後の「その家での暮らし」です。
でき上がった家で、こういう風に暮らしたいという理想を明確にし、それを家の形に落とし込む。
それが、住育の視点を取り入れた家づくりの基本です。
既存の住宅を住みよく整える場合も同じでです。
もともと家族構成や暮らし方は百人百様なので、「箱の形」も「箱の中の造り」も異なって当たり前ですね。
しかし、いきなり箱の形を考え、その完成をゴールにするにせよ、
これだけは守ってほしいという良い住まいになる条件があります。
それは、
「家族のコミュニケーション」
「夫婦と子どもの空間とバランス」
「光と風、温度や湿度の快適さ」
「内部素材の健康配慮」
などです。
当協会の調べでは、家=箱の完成をゴールにして家づくりをした人と、
これから住む家での理想の暮らしを明確にしてから家づくりに取り組んだ人では、
住まいの満足度と愛着度に大きな違いがあることがわかっています。
後者のように、住まいを家族で考えて造り上げようと互いに夢を語り、
形にした家族は住まいに対する満足度が高く、住むほどに愛着も大きくなります。
そして、この家にずっと住み続けたいという思いから丁寧に、大切に住む良い循環が生まれています。
毎日の暮らしを快適で楽しくするために生活用品やインテリアに工夫をする。
家族みんなが家を好きになり、大事する。
長い年月の間に変化するライフサイクルに応じて、住まい方もより良く改善するといった好循環です。
住育で変わる住まいと暮らし「夢マップ」
前項で、理想の暮らしを明確にすることが住育の視点で住まいを造る、
整えるカギと話しましたが、日常生活の中で、家族の暮らしの問題と理想を明らかにする方法があリます。
それが「住育」夢マップです。
30年以上にわたって日本全国で講演をしていますが、参加者にいつも必ず聞いている質問がある。
「毎日の暮らしを楽しんでいますか?」です。
これだけ便利な世の中になっていながら、この問いかけに手を挙げる人はいまだに少ないのが現状です。
家づくりにおいてもそうですが、最初に聞くのは「あなたの夢は何ですか?」
「どんな暮らしがしたいですか?」ということ。
そう問いかけられてあなたはすぐに答えられますか?
実はこの質問、たくさんのお母さんたちが答えられずに固まってしまい、
泣かせてしまっている。「いままで聞かれたこともなく、考えてもこなかった」と、涙を流される質問なんです。
結婚して、家事に子育てに一生懸命で自分のやりたいことや夢は後回し。
心に鍵をかけてしまわれたお母さんたちに、幸せな暮らしを思い描いてもらうにはどうすればいいかと考え、2003年に完成できたのが「夢マップ」です。
「住育」夢マップは、「夢」「改善したい事」「要望」「不満」を付箋に書いて貼るだけ。
自分の考えや思いを視覚化することで気づきが得られ、頭と心の整理もつきます。
付箋に書けばすぐに貼り換えられるので、気軽にできるのも利点だ。これなら忙しい方でも取り組みやすく、理想の暮らしを明確にすることができるのです。
「住育」夢マップは、家づくりにはもちろん、夫婦や親子間のコミュニケーションツールとしてもさまざまな効果を発揮し続けています。
以前ニュース番組の特集で取り上げてもらったが、家族みんなで取り組むことで、それぞれの考えや思い、夢を知る手掛かりになるのです。
その結果、夫婦や嫁姑の仲が良くなった、体の不調が改善したという声も多いです。
現在抱えている不満や自分の夢、なりたい自分と住まい環境は、一見、全くつながらないように見えますが・・。
でも実は、最初にそれを見つめ直すことが、最高に幸せな住まいづくりに欠かせない大切なことなのです。
現在、このツール「夢マップ」の先生を育成する「夢育コミュニティ」もスタートしました。
夢マップが完成した年に生まれた娘が、夢マップと共に大きくなり現在、運営をしてくれています。
人を育む6つの間取りポイント
2000年に京都市内に完成した我が家、そしてその隣に住む母、宇津崎光代の自宅が元祖「住育の家」です。
新築当初からオープンハウスとして間取りと暮らしぶりを公開しています。
これまで全国各地、ロシアやモンゴルなど海外から、述べ1万人余りが見学に訪れています。
住育の視点で考える間取りポイントは、
①玄関
②回遊動線とホール
③LDK
④子ども部屋
⑤寝室
⑥家事動線
の6つです。
それぞれについて詳しく説明します。
①外での出来事がひと目でわかる玄関
玄関ドアは、家の内と外をつなぐ境界線。
その境目である玄関は、家族のコミュニケーションを
円滑にする上でとても重要な空間です。
「ただいま」と帰ってきた家族を「お帰り」と迎える。
帰宅時に家族の顔が見え、あいさつを交わすことは重要です。
なぜなら、玄関ドアを開けた瞬間の家族の表情から、
その日、外であった出来事や気分を知ることができるからです。
特に子どもは正直なので、玄関を入ってきた瞬間の表情から
「今日は誰かと喧嘩したな?」
「楽しんできたな」ということまで
気づくことができるのです。
しかし、いったん部屋に入ってカバンを置くと、
子どもはすぐに表情が変わります。
親に心配させたくない、怒られまいと
顔を整えてしまうのです。
それは大人にも言えることかもしれません。
玄関から、家族が集うリビングを通らず直接、
子ども部屋に行ける造りをよく見かけられますが、
それでは子どもがいつ帰宅したのか、いつ出て行ったのかわからないですよね。
できれば、リビングを通って子ども部屋に入る動線が理想です。
それが難しい場合は、リビングのドアガラスを透明にしたり、
壁に小窓を設けることで、玄関から入ってきた家族と顔を合わせる工夫ができるのです。
子育て期は、特にそんな配慮して頂きたいです。
②家族をつなぐ回遊動線とホール
住育では、廊下やホールを通路とはみなさず、家族のコミュニケーションを円滑にする共有スペースと位置付けています。
廊下は日が当たらず、暗くて怖いというイメージを持たれがちですが、広く取って天窓をつけ、本棚や机を造り付け、パソコンなどを置いて親子が一緒に過ごせる場にすると良いです。
また、行き止まりのない間取りを考えることも大切です。
キッチンを中心に、回遊動線と呼ばれる円を描くような部屋の配置にすると、どの部屋も行き来しやすくなり、家の中の死角、デッドスペースをなくすことができます。
全ての部屋がつながっているので、どの部屋にいても家族の気配が感じられ、自然とコミュンケーションが取れるだけでなく、幼い子どもにとっては、家中が安心して走り回れる絶好の遊び場となるのです。
同じように、リビングなどの吹き抜けも解放感を生むだけでなく、1階と2階をつなぐ役割を果たす。特に吹き抜けに面した2階を、安全性を保ちながらオープンな造りにすると、階下からの呼びかけにもスムーズに返事ができます。
③LDKに自分の居場所をつくる
これまでたくさんの住まいを見てきたが、LDKが心地よい家の家族は仲良しです。
逆に、LDKの居心地が大変悪い家は、不仲な家庭であるケースが多いです。
LDKは、家族関係の良し悪しや健康状態をつかむバロメーターになると場所だと確信しています。
例えば、LDKの荷物の量でも家族や夫婦のパワーバランスを測ることができます。
自宅のリビングを思い出してみてください。
誰の持ち物が多いでしょう?。
荷物が多い人ほど、その家で力を持っているのです。
亭主関白?
かかあ天下?
子ども?
誰に振り回されているのか一目瞭然です。
そんな家族の関係性が、荷物の量から読み取れてしまうのです。
今まで、まだ外れたことはありません。(笑)
もしも、荷物の量のバランスが悪いと感じたなら、家族均等を心がけてくださいね。
家族が自然に集うLDKにするためには、
家族一人ひとりの「自分の居場所」を用意する事をお薦めしています。
それぞれの趣味や好きなことができたり、子どもなら、勉強や遊びの場にするのもいいですね。
家族が増えても、LDKにはいつも全員の居場所があることが、とっても大切です。
これまでたくさんの住まいを見てきたが、LDKが心地よい家の家族は仲良しです。
逆に、LDKの居心地が大変悪い家は、不仲な家庭であるケースが多いです。
LDKは、家族関係の良し悪しや健康状態をつかむバロメーターになると場所だと確信しています。
例えば、LDKの荷物の量でも家族や夫婦のパワーバランスを測ることができます。
自宅のリビングを思い出してみてください。
誰の持ち物が多いでしょう?。
荷物が多い人ほど、その家で力を持っているのです。
亭主関白?
かかあ天下?
子ども?
誰に振り回されているのか一目瞭然です。
そんな家族の関係性が、荷物の量から読み取れてしまうのです。
今まで、まだ外れたことはありません。(笑)
もしも、荷物の量のバランスが悪いと感じたなら、家族均等を心がけてくださいね。
家族が自然に集うLDKにするためには、
家族一人ひとりの「自分の居場所」を用意する事をお薦めしています。
それぞれの趣味や好きなことができたり、子どもなら、勉強や遊びの場にするのもいいですね。
家族が増えても、LDKにはいつも全員の居場所があることが、とっても大切です。
④寝るだけの狭い子ども部屋
子ども部屋は、「ただ寝るだけの部屋」にすることが、引きこもりなどを防ぐ上で何より大切である。 現状はどうだろうか?
高校の家庭科の授業で、「家の中で一番良い部屋は誰の部屋か?」という教師の問いかけに、自分の部屋だと手を挙げる生徒がほとんどだと聞く。
私が家づくりの相談を受ける際も、広い子ども部屋、日当たりの良い南側に鍵までつけて欲しいと希望される親御さんは多い。子どもを愛するが故の希望だが、子どもを「王様化」してしまっているとも言える。それがニートや引きこもり、未成年者による事件など、近年の社会問題を引き起こす原因にもなっているのではないかと私たちは考えています。
人は、快適な場所に自然と流れるものです。
②で説明したように、居心地のいいLDKをせっかく造っても
子ども部屋まで居心地が良かったら部屋に閉じこもってしまうことになります。
そうなると、家族のコミュニケーションは減ってしまうのです。
子ども部屋の広さは四畳半でも十分です。
できるだけ居心地が悪い空間にして、自然にリビングダイニングへ
集う流れをつくる事が重要です。
また、子ども部屋の扉はできるだけ開け放って
空気を循環させたり、中の様子を確認しやすいよう、引き戸にすることをお薦めです。
寝る時と着替える時以外は開けておくことを、
家族の習慣ルールにしておくとよいですね。
私が留学していたイタリアでは、ほとんどオープンでした。
将来ある可愛い我が子のためを思いますが
快適な部屋を与えることは、子どものためにはならないのですね。
⑤夫婦の寝室はできるだけ豪華に
夫婦は、家族の基本です。
夫婦が仲良くいるから、仲良し家族ができるのです。
夫婦の寝室を素敵にするだけで、関係性が改善したケースも少なくないです。
しかし多くの場合、子ども部屋が立派なのに対して夫婦の寝室がない、狭いということが多々あります。
あなたのお家は大丈夫ですか?
親の部屋が子ども部屋よりも質素だと、
子どもが「大人になってもつまらない」という気持ちになるも仕方のないことです。
親が幸せそうな姿を目にしてはじめて、子どもは大人になるのが楽しみになるのです。
私たちは、先が長くないからと・・・
絶対に我慢しないでくださいね。
親ファーストで行きましょう。
⑥4つの家事が同時にこなせる動線
仕事、子育て、介護を抱える女性にとって、毎日の家事負担をいかに減らせるかは、住まいの重要なポイントです。
だからこそ、住まいの間取り、動線を考える際には、
「家事がラクにできる、楽しくできる」
「自由時間を増やすことができる」
という視点を持つことが大切です。
例えば、
①キッチンで料理をする
②子どもの宿題を見る
③洗濯をする
④お風呂を入れる、
という4つの家事が同時進行でき、
家族に目が届くなら、楽チンな上に自由な時間も倍増します。
子育も介護も便利な「楽スルー」
住育の家の水回りは、子育ても介護もしやすい「楽スルー」の設計です。
キッチンから洗濯スペース、浴室、トイレまでを段差なく一直線に並べ、
中央に位置する浴室は両側に扉がります。
片方はトイレと洗面所に、もう片方は洗濯スペースと
キッチンにつながるのです。
トイレも両側に扉を設け、浴室側とは反対の扉からは廊下に抜けられます。
トイレと浴室がつながっていると小さい子が
漏らしてもすぐに体や服を洗えます。
浴室で洗濯物を手洗いして、洗濯機に放り込む事が簡単にできるし、
洗濯機を回しながら食事の準備や片付へもできるのです。
これは、介護も同じことです。
入浴中に腸の動きが良くなって排便したくなっても、
扉を開ければすぐトイレなので問題なく対応できます。
それが「楽スルー」の特長です。
その動線のスムーズさを実際に見て、体感した人が驚かれることは少なくありません。
人はライフサイクルによって暮らしが変化します。
その時々に合わせて、住環境も変えなければ対応できないと思いがちですが、
「楽スルー」のように子育てから介護まで見据えた間取りなら、変える必要はないのです。
住育視点で、理想の暮らしへ導く家づくりナビゲーター【住育アドバイザー】とは
住育アドバイザーとは、お客様に寄り添い、幸せな暮らしに導く専門家のことです。
家を作る時に、この住育の考え方では、まずは暮らしを考えることが重要です。
最初に間取り、インテリアや構造を考える前に「どんな暮らしがしたいのか?」
「どんな家族になりたいか?」など幸せな暮らしを明確にすることからスタートすると100パーセント
満足の誰もが幸せになる家になります。
でも、この「幸せな暮らし」をイメージする事が、現在の住まいづくりの中では大変難しいようです。
なぜなら住まいづくりの皆さんは、建築のプロであって、楽しい暮らしのプロではないからです。
幸せな暮らしを引き出しナビゲートする作業は、業種が違うからですね。
ですから楽しい暮らしを導くプロ 家事・子育て・介護など、さまざまな
経験をした者だからこそわかる、生活者の視点を最大限に活用した住育アドバイザーの存在が必要となる!と確認しています。
これから家を建てよう、リフォームしようというご家族が、住まい環境と暮らしと心を見つめ、より良い暮らしに変えていく力=住育力 を高めてもらえるよう住育視点で導くナビゲーターを養成しています。
住育アドバイザーの普及に取り組みたい理由
新築やリフォームで住まいが新しくなって、住育を活用した人としてない人では大きな違いが出ます。
まずは訪問した時の会話の内容、質に大きな違いが生まれます。
住育を取り入れた家では、家族一人ひとりが暮らしの楽しさを嬉しそうに話される。
一方、住育を取り入れずに住まいづくりをした人は、新しくなったカーテンや家具、インテリアなどモノの話をされるというのが特徴の一つです。
そして、最も違いを感じるのは子どもの成長です。
子どもが元気いっぱいすくすくと育ち、これからの時代に絶対に必要とされるコミュニケーション能力が優れるのです。
その家でどんな未来や暮らしを楽しみたいのか?
どんな生活をしたいのか?
それを家族できちんと考えた住まいは、お母さんが笑顔で過ごせ、お父さんも子どもも笑顔です。
家事に育児に頑張るお母さんが毎日楽しく、笑顔で過ごせることが、子どもの健やかな成長と家族の豊かな暮らしには何よりも肝心なのです。
住育は、これからの時代にますます必要とされると実感している。
今後は、住育を活用するオリジナルツールのさらなる開発、住育アドバイザーの講演活動、住育セミナーや相談事業を手がける住育アドバイザーの養成などを通して、次の10年に向けて、3Cコミュニケーションで、住育の普及に取り組んでいきたいと思います。
※もっと深く住育を学びたい方は、住育アドバイザー養成講座で学ぶことができます。
一緒に住育の輪を広げていきましょう。
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